切迫早産での入院

その後、1日実家で様子を見て
目で確認できるような出血も無かったし
落ち着いて翌日診察を受けると
まだ完全に止まったわけではないけど
綺麗になってきてるから、入院も出来れば避けたいだろうし
もう1日様子を見て、もう一度、
明日、受診してくださいと言われました。

入院生活のこともそれなりに覚悟していたけど
やっぱり自宅の方が自由がきくし、楽な気持ちでいられるし。
ありがたいと思って、またゆっくりした気持ちで
自宅で過ごしていたのですが
翌朝、いつもの時間に起きてみると
一昨日と同じくらいの出血が…
すると、おなかも少し痛みだしたような感覚。

半分観念したような気持ちで、再度
入院グッズの準備を整えて、病院へ向かいました。

この日は、お母さんに外せない用事があった為
旦那さんにお休みを取ってもらって、付き添ってもらいました。

内診が済むやいなや、入院決定。
入院の目的は、早産にならないよう
毎日洗浄をして感染を防ぐことと、
より安静に過ごすこと、でした。

またもや勉強不足の私。
後で調べて分かったことだけど、
早産とは、妊娠22週目~36週以前に
赤ちゃんが生まれてしまうことを言います。
それは、赤ちゃんが、お母さんのおなかの中で
外の生活に必要な内臓や皮膚など、
様々な機能が出来上がらないまま、
生まれてしまうということです。
そうなると、赤ちゃんに障害が残ったりする可能性が
高くなるのだそうです。
どんなに優秀な保育器よりも
お母さんのおなかの中に優るものはないということ。

切迫早産というのは、早産の一歩手前の状態のことで
私のような出血や、破水、
子宮頸管が週数の浅い頃から短くなってきている人、
などがそうです。



外来の外待ち合いで、旦那さんに、
病院でしっかり診ててもらった方が安心だからと、
慰められながら、手続きを待っていると
車椅子を引いた看護師さんが近寄ってきて
声を掛けられました。

まさか…と思ったのも束の間、
これに乗るのよ~
って。。
私歩けます、と伝えたものの
あかんあかん、病棟まで遠いし、
入院する人は歩いちゃあかんような人なんやから
となだめられ、診察を待つ外来患者さんの目の前を移動。
それはそれは恥ずかし気持ちでの
車椅子初体験でした。。